(しるべ)


ここに花を咲かせてよ
白い乳房をきみが指さす

だってこんど会えるまで
ずっとあなたといたいから

女とは莫迦なことを云うものだ
可愛いことを云うものだ

わかったよ
それじゃ真っ赤な薔薇の花

白い肌を呑みこむように
口づけて 吸いこんで

ぼくだけのものなんだよと
きみにしるしするように

つぎの烈しい愛欲を
まるでしるべするように


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