息をのせて


あなたはどこにいるの
いつもひとりでなにをしてるの
だれにもあわずはなさずに
なぜそんなにひとりがすきなの


しばればよけいにすりぬけて
とおざかってゆくひとだから
ひとりじめにしようなんて
かんがえるのはやめたけど


あわなくてもはなさなくても
あなたをいつもかんじさせて
じゃましないからいかないで
ここからじっとかんじさせて


あなたがいなくなったなら
いとのきれたふうせんみたい
ふわりふわりさまよいつづけ
おりるところもわからない


どこにいるのかみえなくても
あなたのこえがきこえなくても
息をかぜにのせてはこんできて
わたしのみみにふきかけてきて


どこにいるの
あなたがみえないきこえない
みみをすまし てさぐりで
愛することのこころもとなさ
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