駆けてゆきたい


あなたが居なくなった日から
まだ声をあげて泣いていない
悲しみたくても悲しめず
籠ることも許されなかった


コップ一杯 ひとり酒
あなたと歌った懐かしい曲かけて
コップ二杯目 うらみ酒
なんで勝手に先に逝くのよ

コップ三杯 やけ酒になり
コップ四杯、五杯、六杯
心 ぼろぼろ 悲しくて
涙 ぽろぽろ 恋しくて


泣いてもいいね おもいきり
泣いてもいいよね 誰も見てない
猫とあなたしか見ていない
ふたりっきりでやっと泣けた

銀色の箱を抱きしめ
あなたを抱きしめ
おしえておしえてと問うてみる
あと何年であなたに会えるの


ほんとはあなたの名を呼んで
この川ジャブジャブ渡りゆき
あなたのそばまで駆けてゆきたい
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