くすのきの並木道


この道を走るたび
きみのことを思いだす
わずかばかりの交わした言葉
まぶしかったきみの姿 


名前を知り
それから好きになったなんて
だれも信じないだろうけれど
その日が恋のはじまりだった


くすの木の並木道を走るとき
今日はきみに会えるだろうかと
胸ときめかしてアクセル踏んだ
夢のようなあの頃がよみがえる


いい年をして若いきみに
ほのかな思慕を抱いた日々
くすの木は真冬も緑に生い茂り
また春がきて夏がくる


きみは今
どこで暮らしているのだろうか
永久に会うこともないだろうけれど
幸せならばそれでいい
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