さみだれ女


睦月の雨に むつみあい

如月の雨で ケセラセラ

弥生の雨よ あらいやよ

卯月の雨に むねうずき

皐月の雨に さっきだち

水無月の雨でみな好きになる

あたしゃみだらなさみだれ女

文月の雨に ふみしのばせて

葉月の雨で はずかしい

長月の雨よ ながもちさせて

神無月の雨 かなりまいって

霜月の雨に しもがかり

師走の雨に しわすれた

あたしゃみだらなさみだれ女

みだれにみだれてさみだれる

水無月の雨でみな好きになる


   ※しもがかる……話が下品になる


次の詩

さみだれ詩集INDEX