母 五首





最上階の蒼天かなし
遠からず天へと向かう人たちに



母の前では女で娘で
笑わねどR子とわたしの名
まえ声にだす




わたしが母で 母が赤子で
スプhンでプリンすくいて食べさせる



粥をかきこむ命たくまし
細き 腕
枯れ枝のごと四肢ふんばりて


重きに泣きてとたわむれし日とおく
たわむれに母を背負いてそのあまり

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